オンエア!【Prid'sユニスト:24話】
千紘と蛍のお互いがお互いになりたいと思ってるのが最高に好きすぎて親指立てた(2018/11/04)
千紘がずっと蛍の真似をしてたことも、蛍に憧れてたことも、そうであってほしいなと思ってたことやったからとても嬉しかった。
合ってたから嬉しいじゃなくて、そう思って今までやってきてたことへ対して。蛍のことを一番認めてたのは千紘なんだよってハッキリとわかったことがなによりも嬉しかった。
比べられることから逃げたのは蛍。逃げずに立ち続けたのは千紘。蛍もその場にいてたならもしかしたら違ったのかもしれない。千紘のことを評価する人もいれば蛍のことを評価する人も必ずいたはず。百瀬のように。
本物ってなんなんだろうね。なにをもって本物と呼べるんだろうね。ダイヤモンドは本物であってキュービックジルコニアは偽物?いや、そんなことはないでしょ。人工石であったとしてもそれはそれにしかない良さを持ってる。ダイヤモンドにはない輝きを。トップじゃなくても120人いれば120人の良さがある。まさにそういうこと。みんな他の何者でもない一人一人の輝きがある。それは偽物なんかじゃないでしょ、ちゃんと本物でしょ。
絞り出すように出た「もう逃げたくない」の言葉。キャラのセリフであって蛍自身の言葉。それは千紘も同じだった。
千紘は蛍の演じるイノリを真似た。周りがなんと言おうとそれは蛍のイノリであって千紘のものじゃない。自分自身のものにするために、夢のために、この役を選んで選ばせた。やっとの思いで同じ場所に立てた。やっと心に刻み続けてきた罪悪感を吐き出せた。蛍の諦めを一番信じたくなくて自分のせいであると認めたくなくて後伸ばしにしてたごめんを言えた。
蛍はそこで初めて知ったんだね。千紘が蛍になりたかったこと。自分だけが千紘になりたいと思ってたわけじゃなかったこと。お互いに話してこなかったもんね。
もっともっと言葉を交わそう。兄弟の会話をしよう。空白の今までを取り戻そう。最初に夢を見たあの頃のように。無邪気にただただ演じることが楽しいと思えた時のように。
まだ終わってなんかない。これが最後なんかじゃない。ここから再び始めよう。ここがスタートラインなんだから。
ということで最後謎のポエマーになってしまったけど24話とても素晴らしい回でした!