ひなちのおうち

感想の置き場所

A3!【第六回ミックス公演】

千景推しの私としてはとてもしんどくて苦しかったです。11話がなければ泣き続けて終わってた(2019/10/24)

 

密がディセンバーに戻らないように、組織に関わらないようにと動く千景さん。いつだって家族のためだった。そんな彼はいつまで二重生活を続けるんだ…密に組織の手が伸びないように暗躍し続けるの…ずっと隠し通すの…しんどいよそんなん…

密も千景さん一人に背負わせてることにもどかしい気持ちがあって、千景さんが密を突き放して守るように密も千景さんが大切で守りたいと思ってる。
でも役者:御影密として生きることを決めた、ディセンバーである過去を受け止めて組織とは切り離すことを決めた、それは千景さんの望みでもあったし、助けでもあるから、変に踏み込むこともできなかった。
一人の家族を助けることができなかった。それは紛れもない事実で拭いきれない後悔。自分にできることはあったのではないだろうか。もし三人で行っていたなら助けられたのではないだろうか。そういったどうしようもないもしものことを考えて時が過ぎていってたのかなと思うと辛い。
だから今度こそ家族を失わないために自分だけの手で終わらせようとしてるんだよなきっと。もう誰も自分の目の前から消えてほしくないんだよな。これほど強く組織とは関係ないって突っぱねてるのは失うことを怖がってるのかなって思う。

千景さんが満開カンパニーのみんなのことを家族だと呼んだこととても嬉しく思いました。ちゃんと千景さんもその大切な一人なのだから、あなたも無事でいてくれなきゃ困ります。もうそんな生活やめてほしいっていうのが私の願いです。でもきっと聞いてはくれないんだろうね。オーガストが見つかったらあなたはどうするんでしょうか…帰ってきてくれますか?

「いなくなって絶望するのはキミ自身だよ」
これにずっと密は引っかかりを覚えてて、実際に千景さんがいなくなったらということを考えさせられる台詞だったんだと思うんだけど、これのおかげで密は千景さんに、組織に踏み込むことを決めれたんかなって思います。このままだといつか消えてしまいそうな千景さんを捕まえておくために。ずっと誇れるような生き方をしてこなかったと思ってる千景さんを一人ぼっちにしないために。ディセンバーを捨てたわけではないから。全てが御影密として存在する価値のあるものだったから。一緒に育ってきた仲間であること、家族であること、それを忘れないで二人で手を取り合って助け合っていってほしいなと思います。

いづみちゃんが千景さんのことも満開カンパニーの一役者として見てくれることが救いであるし、いづみちゃんの信じる心とか、帰ってきてねって心配ながらも送り出すところとか、強いなって思う。それによくある私も連れてって!って描写がなかったことに安堵したというか嬉しかったというか…自分が行ってもなにもできないし邪魔になるだけだとわかってる。ここで自分すらも出てしまったら寮に残される人たちの不安を煽ってしまう。そういうものを理解した上での待つ判断かなと思うといづみちゃんが監督でよかったなと心から思います。

ずっと千景さんの一人でどうにかしようとする姿にしんどいって思って泣いてたんやけど、最後の11話でワイワイとダーツ対決してるの見てやっと涙が止まりました。目が痛い…。
あと余談ですが密のために行列に並んでまでマシュマロを買ってきてくれる誉さん健気すぎたな…密はもう少し誉さんに優しくしてあげるべきだと思います…というか優しくしてあげて…笑

なんか結局なにが言いたいかわからなくなってしまった。同じことを永遠繰り返してる気がする…。とりあえず今回は千景さん一人で背負いすぎてしんどい。って感じでした。
3部の配信楽しみですね!