ひなちのおうち

感想の置き場所

四ツ目神

誰にとって何が幸せで不幸なのか難しい問題だな…(2020/05/03)

 

タガタさんが一番の犠牲者…ずっと生き残った自分のことが許せなくて、その罪の意識が自分への罰だと言い聞かせて、死んでからも永遠の時間を強いられて…
生きてるときも変に崇められて、"触れる神に祟りなし"って自分に言われてたようなものを伝えてくるのも悲しいな…
そんなタガタさんをイミゴ…悠真が救ってたんだなぁ…勝手に自分のことを許せないんじゃなくて許されるわけがないってなってたし、そう思いながら消えることができないのが使命であるような感じがしてたな。
生きてるときも死んでからも苦しみ続けてたのはタガタさんだった。なにも悪くないのに。勝手に決められたもので、勝手に押し付けられた事情で、勝手にその風習に名前をつけられた周囲の勝手な都合で…呪われてんのはどっちだってんだ。

生きてる方が幸せだとか、死んだから不幸だとか、恨むとか憎むとか、きっとそんなんじゃないんよな。どっちがいいかなんてないんよな。両方とも別の苦しみがあるわけで、羨ましいと思うのもないものねだりで…悠真は短い命の間に大切にされたこと、愛をもらったこと、望まれていたこと、それらを知っていたからこそあんな考えがあったんだと思うんよね。あと言ってた通り、親が彼岸側にいること。残された姉には親がいない。そしてあの家だ。きっと不自由のない暮らしとはかけ離れていると気づいてた。自分だけが不幸だなんて思えないし、生きてる分幸せになってほしいという願いもあったんだろうね。それこそお別れのときに自分の分もと言ってるしね…二人分の命を課せられてる真依の重さよ………


そろそろ何を言ってるかわからんくなってきましたね!!(いつものことだね)


私は誠お義父さんがめちゃくちゃ好きなので最後出会ったけど忘れてるEDが悲しすぎて誠ぱぱぁ〜〜って嘆いてしまったけど、悠真が存在している世界線めちゃくちゃ最高だ………お父さんとお母さんがいるのもとても幸せじゃ…………誠お義父さんのことも幸せにしてあげてくれ…………………

これのあとに真依が彼岸送りEDを見てしまってほんとまじで別の方法をもっと考えろ???ってなってしまったわ。なぜそうなった???落ち着け???って私が落ち着けってなった。

修一おじさんずっと怪しいと思ってたけどやっぱりてめぇが一番の悪玉!!!!でもこの人もこの人でずっと家のしきたりに沿って生きてたのかと思うと同情してしまう……長男の後釜でしょ…なにかあったときの替玉でしょ…自由を手にすることさえできない…だからといって権力を手に入れることもできない…自分の存在意義見失ってしまうわ…
そりゃあいいチャンスだと思ったよね…思ってしまうわね…修一おじさんもまぁまぁな犠牲者なわけだ…

悠真はずっと真依を助けたいという思いで残ってて、やっと出会えた姉と再会したときどんな想いだったろうか……きっとすごく嬉しくて、でも同時にすごく悲しくもあったろうな………来てしまったということは死ぬかもしれないという危険がある。安全に早急に帰すにはぶっきらぼうに、そして魂の近い自分と入れ替わらないようにしないといけない。情を見せてはいけない。辛くない…?私ならその場で抱きしめて泣いてるよ…………やっと会えたって泣いてるよ…………強い子だな……ちょいちょい照れてんの可愛いよな………

タガタさんが妬いたっていうのは自分をやっと許してくれた、救ってくれたイミゴが、なによりも誰よりも真依のことを想ってたからなんだろうなぁ…私でも後からのこのこ現れた小娘にご執心の恩人がいたらギリィッてなるもんな………


は〜〜〜とりあえず思ったことをなんにもまとめず書き連ねました!!とても面白かったし、少し神様について知ることができてよかった。ありがとうございました!

やっぱり双子は最高だぜ!!